徹底解説

統計分析解説

【統計分析解説】斤量は”軽ければ軽いほど良い?” 距離別の各斤量平均走破タイムを大調査!!

まず、今回の記事で取り上げるのは「斤量」に関してのデータです。今まで「斤量」のデータは時期や年代によって規定や制度の都合によって基準が変わってしまうことがネックだったため詳細に分析をしたことがありませんでした。しかし、「騎手データ」として収集した直近5年間の「約82000騎乗」分のデータを活用すればある程度の誤差の範囲内でその傾向が分析できると考え、今回本格的にデータを調べてみることにしました。
レース別記事

【重賞レース2024】番外編・「騎手傾向」から見た「七夕賞(GIII)」の「注目馬」+先週の分析における重大ミス

どうも皆さま、先週は「北九州記念(G3)」の「レース傾向」を紹介しましたが、「注目馬」であげた2頭は3着外(ショウナンハクラクは掲示板に入りましたが…)という残念な結果でした。  一方で、先週のデータを見直したところ重大な定義ミスが存在したことが分かり、まずはその点に関してのお詫びと修正、そして修正を行った影響で今週分の「七夕賞(GIII)」の「レース傾向」に問題が発生しました。(後述)  そのため、今週の「七夕賞(GIII)」は「レース傾向」ではなく、レースで騎乗する「騎手の傾向」から解説を行うことにしました。
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【統計分析解説】「複勝率」は「競馬予想おいて無意味」である 「カイ二乗検定」による誤差判定とその結果

「複勝率」は本ブログの「レース分析記事」においてたびたび傾向の解説のために用いてきた数値データです。なぜ利用してきたのかと言うと数値としてどのようなものなのかイメージしやすく単純な四則演算で計算することができるからです。「解説のため」のデータとしてはうってつけでした。  しかし、実を言うと以前から「複勝率」が直接的に競馬予想に活用できるかは疑念に感じていました。過去に数値のみを用いて順位予測をした際に、「「出走数」に対しての割合(単勝率・連対率・複勝率など)」を表している数値を使った予測では結果と大きく違っていることが多々あったからです。  今回はその疑念を確かめるために「カイ二乗検定」を用いた分析を行い、その結果として「「複勝率」はほとんどの場合において無意味」であることを結論づけられました。
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【コラム】「馬齢限定戦」と「馬齢オープン戦」の実力のばらつき具合の検証

さて、今回のコラムは、だいぶ前に掲載した「3歳限定戦の解説をなぜしないのか https://keibaanalysis.com/archives/358 」という件に関しての記事の検証記事になります。 ここ最近では「3歳限定戦」の解説記事も掲載していますが、タイム指標の基となるデータベースを構築できたため解説を行うようになったからです。 それまでの方針は「馬齢限定戦」と「馬齢オープン戦」ではそもそも「実力」の「ばらつき具合」に違いがある、つまり「馬齢オープン戦」よりも「馬齢限定戦」の方が実力差が大きく出やすいので「レース傾向」との相性が比較的に重視される「馬齢オープン戦」の解説のみを行うという形でした。 今回はその「ばらつき具合」を数値的に検証した記事になります。内容としては短いものになりますが、データの収集とその結果の意義は非常に重要なものになりました。
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【競馬統計解説】「馬体重」って調べる意味あるの!?「馬体重」の統計を取る意味とは?

どうも皆さま、本記事は重賞レースにおける「馬体重」についての記事になります。さまざまな競馬分析の中でも「馬体重」はメジャーなデータの一つですが、「馬の個性も考えると調べる意味あるのかな?」と思う方も多々いると思います。 今回は「G1レース」...
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【競馬統計解説】過去30年間データは意味がない!?ベストな統計期間は何年くらい?

どうも皆さま、本記事は競馬の統計データを分析する上で大体何年前のデータから分析するのがベストなのか?を解説した記事になります。 インターネットが発達して以降、競馬レースの過去データを入手することは大変簡単になり、過去のレースデータから統計的...